先週末から徐々に価格を下げてきたビットコインを含む仮想通貨(暗号資産)市場でしたが、今週に入ってからはさらに大きく価格を下げました。
今回の下げは今年に入ってからの上昇相場で割る事のなかったラインも割ったので本格的な調整に入る可能性もあります。
自分的には日本円で100万を超える(ドルでは10,000ドル)を超えてから一気に上昇したので上げ過ぎたから下がるのは当たり前だと思います。
が、今回の下げに関してはアメリカで様々な動きがあるのも要因の1つだと思います。
昔から様々な疑惑のあるテザーの裁判もありました。(次は7月29日)
そして、フェイスブック社の開発予定の仮想通貨であるリブラがアメリカ政府高官や議会でも話題になり、公聴会も開催されました。
過去に書いた仮想通貨リブラの情報やGAFAに関する様々な記事になります。
17日の公聴会では、リブラに対する規制の議題よりも、フェイスブックのデータ保護体制やプライバシー問題を不安視する声が多かったので、プライバシーの保護を監督するスイスの担当機関との間で連携をしているとの発言はありましたが、まだ提携までは至っていない事も分かりました。(連絡はあったり協力をする流れではある感じでしたが)
ちなみに、ビットコイン(の非中央集権的な性質やセキュリティの仕組みを支持する一方で、リブラに関しては厳しく追及するとビットコインには一定の理解はあるようです。
フェイスブックの担当者は、「承認を得るまでリブラは発行しない」との方針も表明したり、アメリカや他国の規制にも従う意向を示しましたが、疑念の声が大きいようです。
18日の公聴会では、前日に価格を大きく下げていたからか?価格は下がらずリバウンドをしました。
またリブラに関しては不信感が強い人もビットコインに対しては寛容的な立場を表明する議員が多く見られたのも特徴で、リブラとビットコインを一括りに見ない米議会の姿勢が市場に安堵感を与えた可能性もあります。
また、「政府はビットコインを排除することができない」という発言もありました。
アメリカ政府の今の考えだとビットコインは許せてもリブラは現状だと許せないというスタンスかと思います。
他でも同日にフランスで開催されていた主要7ヶ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で17日、フェイスブックの仮想通貨リブラの規制について議論し、早急に対策をとることで一致しました。
最終的にリブラは発行されるとは思いますが、完全に国の管理下や規制下に置かれて既存の金融機関や既得権益層には脅威にならないようになるのかな!?とも思いますね。
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