6月に世界的なIT企業であるGAFAの一角であるフェイスブックが仮想通貨であるリブラを開発して2020年には発行するという発表は日本でもメディアで取り上げられただけでなく日経新聞などでも大々的に報道されました。
が、過去にもこちらのブログで色々と書きましたが賛否両論の意見があり、特に政府高官などの政府関係者や各国の中央銀行関係者や表には出てきていないと思いますが、既得権益者をむさぼっていた人達などが一斉に声をあげました。
結果的に発表当時のような良くも悪くも熱狂は無くなり、どうなるのか!?みたいな不透明感が増える状況になっています。
過去に書いた仮想通貨リブラの情報やGAFAに関する様々な記事になります。
ですが、日本経済新聞の調査の結果、市場関係者の6割超が前向きに評価していることがわかっり、「賛成」(全体の32.9%)と「条件付きで賛成」(同33.5%)の回答を合わせると66.4%で、「慎重であるべきだ」は29.4%、「反対」は4.1%にとどまったとの事で、金融機関の関係者はプラスに捉えているようでした。
公聴会でデータプライバシー問題などリブラ協会もスイスに置かれているため、スイスのデータ保護規制当局(FDPIC)は、リブラの登録を行なっていないフェイスブック社に対して、それに関わるデータ保護の詳細説明を要求しているとの事です。
ですが、世界的に政府などがリブラに関して厳しい意見や厳しい目が注がれているので色々と気になったのか!?
決済大手のVisa CEOであるアルフレッド・F・ケリーは米23日、Facebookが支援する仮想通貨リブラのコンソーシアム「リブラ協会」に掲載されている企業27社の中で1社も公式に参画していない事を明かしました。
「現時点で、リブラプロジェクト自体、初期段階中の初期のフェーズにあるとしているため、参画する意志がないという意味でのコメントではない。まずは規制準拠が重要であることと、今後参画へ向けたプロセスへ移行していくことを示すものだと考えられる。」
リブラ協会に参画するには厳しい条件があるので大企業しか参画はできないので、現状の不透明な状態やアメリカ政府や様々な政府や団体からの厳しい意見や厳しい目に警戒をしている感がある発言かな!?との思いますね。
色々と厳しい声はありますが、ザッカーバーグCEOは「発行までに当局のあらゆる懸念を解消したい」と述べ、当局と協調していく姿勢を示しています。
リブラに関してはステーブルコインなので、投資としては面白みがないとは思いますが、仮想通貨(暗号資産)を一般に浸透させる力は抜群なのは間違いないと思うので今後についてもチェックしたいと思います。
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