ビットコインや仮想通貨のほとんどはマイニングと呼ばれるある意味独特な方法で送金されたり新しく生み出されたりしています。
このマイニングを行う企業も中国を中心に日本のITを武器に成長してきた企業を中心にマイニングに参入しつつある流れですが、膨大なスーパーコンピューターが必要なので大きな工場やパソコンが熱をもつので適切な温度を保つ為の冷却装置やそれを維持する為の膨大な電気代が必要になるので電気代が安い国や土地にマイニング工場が移動したり、国や政府が仮想通貨・ブロックチェーン・マイニングに寛容な国に移動している状況です。
その状況下でビットコインを含む仮想通貨市場が大暴落して1BTCが4000ドルを切るまで暴落してしまい、マイニングをすればするほど赤字が膨らむ個人や企業が続出して撤退する個人や企業が続出しているという状況にまでなってしまっています、、、、。
過去に書いたマイニングや今回の大暴落に関する記事になります。
ビットコインのハッシュレートは今年に入る大きく伸びていましたが、今月から一気に減少していて、アメリカでは、マイニング事業を営んでいたGiga Wattが、連邦破産法11条の申請を行いました。(同法は日本の民事再生法にあたる。)
倒産するのは仕方がなくても、保有していたビットコインを売却し精算を行うこともあるのでビットコインの売り圧力は負のサイクルとなり、他のマイナーの事業収益まで圧迫することになる可能性もあるのが危険なのです。
9月くらいからだと既に80万くらいのビットコイン・マイナー(マイニングマシン)が稼働を停止しているようで、今回の大暴落では資金がかかる古いマイニングマシンを売却したり大量に捨てたりする画像や映像が中国を中心に撮影されたりと新しいマイニングマシンを取り入れていない中小のマイニング企業を中心に撤退していっているようですが、中国の最新のマイニングマシンの損失分岐点も1BTC3900ドル付近と言われているとの情報もあるので今の価格が長期間続くとさらに厳しい状況になっていく可能性もあります。
とりあえず、今回のビットコインや仮想通貨の大暴落の記事やニュースもマイニング事業の倒産や苦境の記事やニュースもロイターやブルームバーグな様々な媒体に掲載されたので、そろそろ大底は終わる可能性は高いですが、相場はどうなるのか!?それは誰にも分からないので本格的な危機に発展する前に今の様々な状況が好転してくれるのを自分達は待つしかないですね、、、。
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