世界同時株安と仮想通貨の関係性は!?

久しぶりに世界同時株安がありました。

今回の世界同時株安はアメリカの長期金利が上昇していたので起きても大きな驚きはこれといってありませんし、上げすぎていた感があった株価の調整としては悪くないかな!?と自分は見ています。

リーマンショックから10年が過ぎて、世界中の中央銀行が過去最大の金融緩和を実行したので景気のサイクルが混乱したのか!?7~8年に1度は起きる金融危機が起きずにいるので次の金融危機はとんでもない危機がくるかも!?と自分は思っていますが、、、。

今回の世界同時株安では金の価格は上昇して有事の金は健在でしたが、一部ではデジタルゴールドと呼ばれるビットコインや仮想通貨には資金は流れてくる事は残念ながらありませんでした。

過去にリーマン・ショックの時には存在しなかった仮想通貨や新興国の通貨安の時に書いた仮想通貨に関する記事になります。

トルコ、アルゼンチン、ブラジル、南アフリカ、インド、ロシア、イランなどな...
ビットコインの誕生はリーマンショックの翌年の2009年。そのビットコインが世...

過去には金利変動局面においてその影響を直接的には受けないビットコインや仮想通貨がリスク回避の受け皿(セーフヘブン)として買われるケースもありましたが、市場の一部では仮想通貨のセーフヘブンとしての役割が衰退しつつあるとの意見もあります。

今回の世界同時株安はリーマンショックとは違いますが、ビットコインが生まれるきっかけとなったのはリーマンショックで、根本的な原因として、金融市場が中央集権的であったことがあげられ、一部の人の考えのみで価値のないものに見せかけの価値を簡単につけることができるのが今の金融市場であり、その中心は銀行。

その対応は各国の中央銀行が行いましたが、紙幣を刷りまくる対応が問題点と言われていて、中央銀行によって発行される紙幣や硬貨に信頼のある国家がお墨付きを与えて価値が生まれ売買に使われていますが、もともと価値のない紙切れに価値をつけている。

法定通貨は国や中央銀行により操作されているため、国や中央銀行の利益になるようにお金の動きが左右されてしまう事など法定通貨への信用問題が浮上しました。

よって、国家が介入しない通貨で利用者が相互管理する通貨の開発が考えられてビットコインが生まれたと言われています。

なので、今回のように世界同時株安が起きた時にはリスク回避の資金が仮想通貨に流れ込んできてもおかしくはないのですが、流れてくる事もなく、逆に急落したのはまだまだ仮想通貨市場に対する信頼や信用が低いのが原因かもしれません。

ですが、トルコやアルゼンチンなどの新興国の通貨危機の時は通貨危機の起きている国はビットコインの売買が活発になったというデータもあります。

世界同時株安と通貨危機とでは通貨危機の方がビットコインや仮想通貨に影響があるのかもしれまえんが、今後もリーマンショックのような金融危機の時に存在しなかったビットコインや仮想通貨がリーマンショックのような金融危機が起きた時にどのように動くのか!?チェックしていく必要性はあると思います。

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