レバナス投資とは、「レバレッジをかけたNASDAQ100連動の投資信託などへの投資」の事を言います。
数多くある投資商品や投資信託の1つなのですが、昨年の夏過ぎというか今年に入ってから良くも悪くも株式投資家からは多くの注目を集める金融商品の1つになっています。
仮想通貨(暗号資産)投資家からするとSTEPN(ステップン)みたいな感じかと。
レバナスとは、S&P500よりもハイテク企業の比重が高い指数であるNASDAQ100は、10年間で+286%と、S&P500の約2倍のリターンをたたき出し、2020年のコロナショックでの金融緩和相場でのバブル相場ではナスダックがバブルを牽引していたといってもおかしくはない上昇率で、そんなNASDAQ100に、さらにレバレッジをかけた金融商品がレバナスと言われ超ハイリターンを狙える商品の1つとも言えます。
が、投資というのはタイミングが非常に大事になります。
基本は安く買って高く売る。
これだけなのですが非常に難しいのが現実になります。
レバナスに関してはコロナショックやリーマンショックの起きた時に投資が出来ていたなら最高のタイミングでしたが、その頃にはレバナスはまだ存在していませんでした。
レバナスが生まれたのは昨年で、る証券会社のレバナスはナスダックの価格がほぼ最高値の頃に生まれたのでタイミングとしては最悪になってしまいました。
過去に書いた様々なビジネスや投資に関する記事になります。
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自分的にはレバナスを否定も肯定もする気はありませんが、投資をするタイミングが1番大事だと思うので、昨年に投資をした人はタイミングを見誤ったと思っています。
また、長期(5年以上)でこつこつ積み立てる事を最初から前提していた場合は投資のタイミングは悪いと思いますが、最終的にはプラスになる可能性はあります。
が、投資は心理的な部分が大事になり投資をしてからずっとマイナスの場合と投資をしてからまずプラスになった場合とでは心理的に大きな違いがあると思います。
投資歴の長い人ならまだしも投資歴の短い人や初心者の場合は投資をしてからずっとマイナスだと心理的に大きなダメージがあると思います。
ツイッターなどではレバナスに投資をしている人をレバナス民とも呼ばれたりしていますが、-30%は当たり前で-50%前後の人も中にはいます。
こうなってしまうと損切りする人もいますし、長期投資と思っていても心が折れてしまう場合もあるかもしれません。
ツイッターなどではレバナスを損切りした人に対して同じようにレバナスに投資をしている人から否定的なコメントを受けている人もいました。
また、仮想通貨(暗号資産)によく見られる事ですが、レバナスに関してある種の宗教的な感じになっている部分もたまに見たりします。
あくまでも投資は自己責任なのでレバナスに関しては現在はほぼ全ての人が損失を抱えているかと思いますが、3年後や5年後などはどうなっているのか!?それは分かりません。
もしかしたら大儲けしている可能性もあるのが投資の世界です。
レバナスが叩かれたり良くも悪くも話題になるのはあくまでも投資のタイミングや商品が生まれた時期が問題なのだと自分は思っています。
ただ、一部の人みたいに宗教みたいになったり損切りした人を叩くような行為は自分的にはあまり、、、、、。